横浜市とルーマニア・コンスタンツァ市との姉妹都市提携25周年を記念して3月29日、港南台北公園でマロニエ植樹式とレセプションが行われた。主催は「マロニエの街・港南台」の街づくりを続けている横浜港南台商店会を中心にした港南台マロニエ植樹委員会(稲村昌美会長)で、イオン・パスク駐日ルーマニア大使、小山嘉昭元駐ルーマニア日本国大使ほか約60名が参加。
式典であいさつした稲村委員長は、「彫刻と野鳥とマロニエの街」をテーマに港南台の街づくりと商店街の活性化に取り組んでいる港南台商店会は、これからもマロニエの街・港南台の事業を継続し 、ルーマニア・コンスタンツァ市との友好を深めていきたいと思います」と述べ、イオン・パスク大使は「マロニエはルーマニアと日本の友好のシンボルです。幼木が大地にしっかり根を張るように、コンスタンツァと横浜の友好関係が深まることを期待しています」と両市の交流の発展を希望した。
また、同式典では、マロニエの原産地とされるバルカン半島のルーマニア・コンスタンツァ市産のマロニエの苗木6本が、パスク大使から贈られた。植樹式では、港南台の園芸業者が育てた15年生の3本のマロニエを、日当たりの良い北公園の土手に植えた。
(横濱タウン新聞'03年4月10日号より)
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